31歳の若さでこの世を去った、元日本代表バレーボー選手の藤井直伸選手。
藤井直伸選手の奥さんは、同じく元バレーボール選手の佐藤美弥選手です。
今回は佐藤美弥選手についてや、2人の馴れ初めについて調べました。
藤井直伸のプロフィール
まず最初に藤井直伸選手のプロフィールをご紹介します。
名前 :藤井直伸(ふじい なおのぶ)
国籍 :日本
出身地 :宮城県石巻市
生年月日 :1992年1月5日
身長 :183㎝
体重 :78㎏
血液型 :O型
ポジション:セッター
所属 :東レアローズ
藤井直伸選手は、中学からバレーボールをはじめたそうです。
大学1年生のとき、東日本大震災で被災し、家族が職を失いバレーを続けられる状況ではなくなったそうですが、大学は被災者に学費免除の救済措置を取ったことでバレーを続けることができたとのことです。
2022年2月27日、胃がんを患い、既にステージ4まで進行し、脳にも転移していることを公表しました。
2023年3月10日に死去したことを、東レアローズが公表しました。
佐藤美弥のプロフィール
続いて、佐藤美弥選手のプロフィールをご紹介します。
名前 :佐藤美弥(さとう みや)
国籍 :日本
出身地 :秋田県秋田市
生年月日 :1990年3月7日
身長 :175㎝
体重 :60㎏
血液型 :A型
ポジション:セッター
佐藤美弥選手は小学4年生のとき、友人に誘われたことをきっかけにバレーボールを始めたそうです。
中高時代までは「バレーボールは高校まででいいかな、23歳くらいで結婚しているのかな」と考えていたそうです。
まさか日本代表選手になるまで活躍するとは、本人にも驚きだったでしょうね!
佐藤美弥選手は2021年に選手を引退しています。
藤井直伸と佐藤美弥の馴れ初めはInstagram!
バレーボール選手同士だった藤井直伸選手と佐藤美弥選手ですが、お二人の馴れ初めはInstagramだったそうです!
馴れ初めは現代的で、佐藤のインスタグラムに藤井からフォローリクエストがあり、佐藤もフォローバックしてメッセージのやりとりが始まった。
佐藤は秋田、藤井は宮城とともに東北出身。
佐藤は大学の頃から男子選手のプレーを参考にするようになり、日立リヴァーレ入団3年目に監督に就任した松田明彦が男子バレーの練習を取り入れたこともあって、徐々に頭角を現していた藤井のプレーを見る機会も多かったという。
ただ、インスタグラムでつながるまでは話をしたこともなかった。
ーhttps://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2021/12/24/post_50/index.php
お互いがバレーボール選手だったものの、Instagramで連絡を取り合う前は、話をしたこともなかったというのは驚きですね!
直接話をしたことはなかったんですが、2019年の春くらいに突然、彼のほうからインスタグラムで連絡があって。
その時は『藤井くんも、私のことを知ってたんだ!』と思いましたね(笑)。
そこからいろいろバレーの話をするようになりました
ーhttps://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2021/12/24/post_50/index.php
お互い東北出身で、ポジションもセッター同士だったという共通点が、2人を近づけたのですね。
藤井直伸のプロポーズが感動的だった!
藤井直伸選手と佐藤美弥選手のプロポーズエピソードが、感動的で、心を和ませてくれます。
・プロポーズはエイプリルフール
プロポーズ当日のエピソードはこちらです。
練習を終えると、LINEのメッセージが入っていた。
「帰りにヨーグルト買ってきて」
自宅へ着くとリビングのドアの前に手紙が置かれていた。
「結婚して下さい。覚悟が決まったら、部屋に入ってきて」
ドアを開けると、部屋中に装飾されたバルーンが並ぶ中に、藤井がいた。
改めて向き合い、プロポーズの言葉を綴った手紙を読む。
一言一言を噛みしめるように聞き、感極まりながらも、あることに気づいた。
今日は4月1日、エイプリルフールだ、と。
「これ、嘘じゃないよね?」
涙を拭いながら聞くと、同じように赤くなった目を拭きながら藤井が答えた。
「めちゃくちゃ緊張していて、今日がエイプリールフールだって忘れてた」
ーhttps://number.bunshun.jp/articles/-/850750?page=2
サプライズでのプロポーズだったのですね!
エイプリルフールであったことも忘れるほど、緊張していた藤井直伸選手がなんともかわいらしいです。
・婚約指輪は母親の形見!
婚約指輪のエピーソードも、2人の人柄がよく表れる感動的なエピソードです。
もったいないから婚約指輪なんていいよ、と言っていたんです。
でも、もし本当につくってくれるなら、お父さんが昔、お母さんに渡した婚約指輪のダイヤをつけてほしい、って。
じゃあそうしよう、と応えてくれて、後になってから一緒に指輪をつくりに行った。
私も、家族も、きっとお母さんも。本当に、本当に嬉しかったです
ーhttps://number.bunshun.jp/articles/-/850750?page=2
婚約指輪を作るなら、母親の形見である指輪のダイヤをつけてほしい、と佐藤美弥選手がお願いしたのですね。
それまでに、宝石店を巡り、あとは購入するだけ!というところまできていたそうですが、藤井直伸選手は佐藤美弥選手の意思を尊重したそうです。
佐藤美弥選手のお父さんやお母さんもきっと大喜びでしょうね。
心優しいお二人のエピソードに、心が温かくなります。