三重県桑名市にある長寿認定こども園で、約4時間にわたり給食を完食するよう強要されるという不適切な保育が疑われる事案が起きました。
今回の事案が発覚したのは、保護者によるボイスレコーダーです。
ボイスレコーダーに記録されていた内容は、どのようなものだったのでしょうか?
音声の内容や、不適切保育をした保育士について調査しました。
長寿認定こども園保育士が給食強要!園児が失禁!
三重・桑名市にある「長寿認定子ども園」で不適切な保育が疑われる事案が起きていたことが明らかになりました。
市によると保育士は、3歳の子どもに、約4時間にわたり給食を食べきるよう強要し、トイレにも行かせなかったということです。
事態が明るみに出たきっかけは、虐待や不適切な保育が疑われたため、保護者がカバンに入れたボイスレコーダー。
ーhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c3f0925544a90b053d78ed564df8bea84a3fdaf0
長寿認定こども園では、給食を4時間にわたり、食べきることを園児に強要していました。
そしてこのような行為は2009年ごろから続いていたということです。
保護者が繰り返し不適切保育を市に相談していたにもかかわらず、市が「私立園だから」という理由で十分に対応してこなかったとみられることも判明しました。
長寿認定こども園概要
長寿認定こども園の概要はこちらです。
住所:〒 511 0073 三重県桑名市北寺町 31 − 3
園名:長寿認定こども園
設置者:社会福祉法人 花園福祉会
設立年月日:昭和37年(1962年)12月1日
長寿認定こども園の地図はこちらです。
長寿認定こども園ボイスレコーダーの音声内容がヤバすぎる!
今回、不適切保育の発覚のきっかけになったのは、保護者がボイスレコーダーをカバンに入れたことでした。
そのボイスレコーダーの中には、耳を疑うような内容が記録されていました。
【4時間にわたり給食を強要していた場面】
保育士 「うわ、おしっこもらした。そのおしりで座らんといて!」
保育士 「パンツやなくておむつや、恥ずかし~」
Kくん 「(泣き声)」
保育士 「給食早くたべてお片付けも早くしたら、こんなことにならなかったでしょ!」
【4時間給食を強要され失禁した園児が着替える場面】
保育士 「すっぽんぽんや、恥ずかしい。赤ちゃんみたいやな。先生が泣きたいわ~。え~ん、え~ん」
子ども相手に、強い口調やバカにした口調で接しているのが伝わってきます。
子どもも威圧的に言われると、泣いてしまうのは当然ですよね。
また、外国人の園児に対しての強い関わりの場面もありました。
【外国人の園児が給食の片付けで保育士にうまく伝えられなかった場面】
保育士 「見てくださいは!? 見てくださいはぁあ!?」
「ごちそうさまする前にちゃんと持ってきてください」
園児 「見てください」
保育士 「早く持ってきて!」
「何で『持ってきて』って言ってんのに離れてくの? 持ってきて!」
「早くして! これ以上イライラさせないで」
園児 「(泣き声)」
自分のイライラをぶつけながら、かなり威圧的に園児に伝えていることがわかります。
このような接し方をされた子どもたちは、無言で耐えるしかなくなってしまいます。
不適切保育を行っていた保育士の名前は?
今回、強い口調で園児にかかわっていた保育士は、誰だったのでしょうか?
現段階で、保育士の実名は報道されていません。
しかし、園に通う保護者や卒業生の保護者等には、おそらく伝わっていると思われます。
報道では
関わった保育士6人
ということが発表されています。
保育士は現在自宅待機中であるということです。
今後の処分がどうなるかはわかりませんが、もし今後も保育士を続けるのであれば、心を入れ替えて、同じような保育はしないように、十分改心してほしいですね。