【※5/3事故の状況や保護者の意見などを追記】
【※5/25被害にあった園児の意識が戻ったことを追記しました】
2023年5月2日、埼玉県久喜市の保育園で、遊具のロープが首にからまり3歳の男児が意識不明となっていることがわかりました。
この久喜市の保育園はどこなのでしょうか?
久喜市の保育園の特定や、事故が起こった状況について調べました。
久喜市の保育園でロープ事故!3歳男児が意識不明!
午前10時半ごろ、久喜市の保育園の保育士から「遊具のロープが首に巻き付いた園児が意識のない状態で発見された」と119番通報がありました。
警察によりますと、3歳の男児の首に遊具から下がっていたロープが巻き付いたとみられ、男児は病院に運ばれ、呼吸はありますが意識不明ということです。
ーhttps://news.yahoo.co.jp/articles/485cc9b64ff7dfd48463fbf8db61668e430197d1
子どもたちの大好きな遊具のロープがからまって意識不明という、とても残念な事故ですね。
ロープが絡まる前に気が付かなかったのか、防ぐ方法はなかったのか、後悔が残ります。
病院へ運ばれた男の子は、低酸素脳症の状態で、現在も意識は戻っていないそうです。
【どこ】ロープ事故の久喜市保育園はなずなの森保育園!
このロープ事故があった久喜市の保育園はどこなのでしょうか?
報道によって、園名が出ているものと出ていないものがありました、事故が起こった保育園は
なずなの森保育園
であるようです。
警察によりますと、2日午前10時半ごろ、久喜市栗橋東にある「なずなの森保育園」で、「遊具のロープが首にまきつき、園児の意識がない」などと保育士の女性から119番通報がありました。
ーhttps://www.nkt-tv.co.jp/pc-news/news91o7eab4wqsgf3sv3v.html
なずなの森保育園の住所はこちらです。
住所 :埼玉県久喜市栗橋東2‐16‐13‐2
【5/3追記】久喜市保育園ロープ事故が起こった状況は?
今回の事故が起こったときの状況は、どのようなものだったのでしょうか?
・当時、園内では職員6人が付き添いのもと、34人の園児が遊んでいた
・山の上にある木の柵から地面に向かってロープが垂らされていた
・園児たちはそのロープをつかんで、山を登ったり降りたりして遊んでいた
・園児の1人が男児の首にロープが巻き付いているのを発見→職員に伝えた
・保育士たちは「事故の瞬間は見ていなかった」と話している
という状況だったようです。
国の保育士の配置基準は
3歳児は概ね20人につき1人以上
となっているため、34人に対して6人の付き添い職員がいたことは、子どもを見るには十分な人数です。
しかし、子どもは予想外の行動をしたり、死角に入ってしまうと見落としてしまったり、という状況もありますので、なぜ事故につながってしまったのか、原因解明が急がれます。
【5/24追記】園児の意識が回復!
2023年5月24日の報道によると、ロープが巻き付いて意識不明になった3歳の男児の意識が回復したそうです。
捜査関係者によりますと、その後、男の子は意識が回復して「ママ」などと声を出すこともできているということです。
男の子の家族は「突然の事故からおよそ3週間が経ち、息子の意識が回復し、ほっとしているところです。
日々お世話になっている医療関係者の方々に大変感謝しております。
今後も経過を見守りながら、親として息子を全力で支えていく所存です」とコメントを発表しています。
ーhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9cb8215755b160545a33871f2a307fe62b724621
ひとまず、男の子が快方に向かい、無事に回復しているということでホッとしました。
ご家族の方も、園関係者も、胸をなでおろしているでしょうね。
【5/3追記】なずなの森保育園の口コミは?
今回事故が起こったなずなの森保育園ですが、保護者からの評価はどのようなものなのでしょうか?
保育園の先生みないつでも笑顔で挨拶をしてくれている。
また担任の先生は普段から子供の様子を話してくれる。
姉妹でいると妹や姉のことまで話してくれる
ーhttps://www.minkou.jp/kinder/school/review/83539/rd_561037/
なずなの森保育園は、「泥んこ教育」を行っており、自然豊かな環境でのびのび過ごせる保育園であるようです。
教師も元気に明るく頑張ってくれている園のようですね。
また、テレビ局の報道陣が、今回の事故について、保護者にインタビューしていた動画では
――遊具に関して、この遊具危ないと感じたことは?
年少クラスに子どもを預ける母親 「全然ないです。まったく。いい印象しかないので」
ーhttps://news.yahoo.co.jp/articles/72fd56b03b65734900a7695d040710c578586c72
という声がありました。
もし、普段から園や先生方の対応に不信感を持っていた場合、このような言葉はでないと思います。
日頃から、園と保護者の間では、信頼関係が気づかれており、先生方も子どもたちのために一生懸命保育をしてくれていた園であると感じました。
評価がよかっただけに、今回の事故は残念でなりません。
園の危機管理体制やヒヤリハット対策は?
幼稚園や保育園では、子どもの事故はつきものです。
厚生労働省の「2020年教育・保育施設等における事故報告集計の公表」の資料では、
認定こども園・幼稚園・保育所等における事故報告数を1586件
と発表しています。
いくら気をつけていても、予想しない事故はおこってしまうものです。
そのために、幼稚園や保育園では、「ヒヤリハット報告書」などを書き、日頃から、子どもが安全に、安心して過ごせるように対策をとっているはずです。
おそらく、なずなの森保育園でも、日頃から危機管理はされていたと思います。
保育のヒヤリハットが起こった場合に、ほとんどの保育士は、
「自分がもっとちゃんと見ていれば」「なぜあのときに目を離してしまったのか」
と後悔でいっぱいになったり、保育士としての職業を続けるかどうかさえ、疑問に思ってしまう保育士もいます。
業務上過失致傷の疑い?
今回の事故については、警察は業務上過失致傷の疑いも含め、捜査を進めているとのこと。
職員の不注意によるものだったのか、防ぐことができる事故だったのか、なぜ今回の事故が起こってしまったのか、しっかりと原因を解明する必要がありそうです。
意識不明の男の子の意識が、一刻も早く戻ることを願っています。